肩ボツリヌス注射とは
2025.05.07
ボツリヌス注射で使用するボツリヌストキシン製剤は、ボツリヌス菌が産生するタンパク質製剤です。この製剤は神経伝達物質の放出を抑える効果があり、筋肉を一時的に麻痺させたり、汗の分泌を抑えたりする作用があります。近年、このボツリヌス菌を使用した肩ボツリヌス注射は、首から肩のラインをきれいに見せる効果があるため美容目的で打たれる方が多いと思いますが、脳卒中の後遺症として起こる痙縮(筋肉の過緊張)や、眼瞼痙攣、噛み縛りなど治療目的としても使用されています。この作用を、肩こりを引き起こす筋肉「僧帽筋」に注射することで、肩こりや筋肉の緊張を和らげることが期待できます。
当クリニックでも、来院される患者さんからボトックス注射の希望がありました。その患者さんは、美容クリニックで注射を打ち効果があったので定期的に打ち続けているそうですが、肩こりは大変楽になられたそうです。
そこで、肩こりで多くの患者さんが来院される当クリニックでも肩ボツリヌス注射を始めることとしました。
ご興味のある方詳細等はお問い合わせください。
なお、この治療は自費診療のため、同日のお薬の処方や他の注射等保険診療できません。予めご了承ください。
料金 両肩 44,000円+診察料 1,100円 (税込み)